(画像は映画『カーンターラ 神の降臨』の画像。画像を押すとAmazonの動画販売ページに飛びます(アフィリエイト))
ポッドキャストで詳しく紹介していない映画・漫画・本の話などをするコーナーになりつつある、コンテンツ月記。すでに10月も後半になっちゃってますが、9月分です。今回は、3作品を紹介します。
(アフィリエイト有。Amazon&楽天にはいろいろ問題も感じているけど、他の方法で自分が望む収入を得られるようになるまでは利用させてもらうよ!ということで、いろんな事情でAmazon・楽天を使用されている方はご活用ください。私はAmazonの問題の方が大きいと感じているため、楽天を優先的に貼ろうと思います…)
【書籍】ビビを見た!
<概要>
盲目のホタルに「7時間だけ見えるようにしてやろう」と言う声が聞こえる。初めて見る世界に喜ぶホタルだが、気づくと他の人はなぜか盲目になっていた。そんな中、美しい緑色の少女ビビを見つけるが…。
(復刊ドットコムより引用)
そもそも社会が視覚障害がない人向けにつくられていることが問題として大きいから…視覚障害を持つ人がそうではなくなることに喜ぶ、ってストーリーは嫌だな…女の子のキャラの価値が美しさと強く紐づけられている感じも嫌だな…というふうに思いつつ、この作品で描こうとしていることの意図や意義について納得はできたため、紹介。初版はおそらく1974年。
ほとんど黒・緑・赤(あと地の白)のみを使った版画で進行する、小学校高学年~向きくらいかな?という絵本で、ダークな雰囲気が中心にあるのに、希望の筋が通っている話。この物語における「見る」という行為はたとえなのかもしれない。ある一瞬の美しさに集中すること、美しい一瞬は過去のものになってもなくならないことを描いているのかな…。
大胆な人間のデフォルメの仕方や、数字のデザインへの取り入れ方とかもかっこいい。
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【映画】ソウルに帰る
<概要>
韓国で生まれフランスで養子縁組されて育った25歳のフレディは、ふとしたきっかけで、母国である韓国に初めて戻ってくる。しかし、自由奔放なフレディは、韓国の言葉や文化になじめず、誰とも深い関係を築けない。そんな中、フランス語が堪能で親切な韓国人テナの手助けにより、フレディは自分の実の両親について調べ始める。
(公式サイトより引用)
カンボジア系フランス人のダヴィ・シュー監督による作品。表情や光で余韻を残そうとする、とっても映画らしい1本だった。主演のパク・ジミンさんはなんと演技初挑戦とのことでびっくり。ダンスや、落ち着かないときの手の動きとか…全身で感情を表現されていて素晴らしかった。パク・ジミンさんの存在の説得力が大きかった。ある再会シーンで、一切言葉を話さないところも良かった。
フレディの実のお父さんについては、謝罪も自己満足にしか思えなかったし、フレディに韓国語を勉強させたがるくせに自分はフランス語を勉強しないし…でむかついたけど、あまりにも粗削りな優しさを見せてくるから、だんだん感情移入してしまったよ…。養子に出すしかなかったのは社会的背景のせいも大いにあるからこそ、フレディがどこに怒りをぶつけていいかわからずに困惑するのが辛かった。
フレディが終盤意外すぎる職業に就くことも、観ている人を安心させないラストもソリッドで、痛い気持ちを抱えて観終わったが、そういう痛みや摩擦を見逃さないことがこの映画の良さだとも感じた。観客を信じている創作物だなって思う。
【映画】カーンターラ 神の降臨
<概要>
約170年前、パンジュルリ神のお告げにより先住民に与えられた広大な森。
カードゥベットゥ村は、長きにわたって伝承されてきた神降ろしの儀式ブータ・コーラを執り行い、
土地を奪い返そうとする地主が現れてもなお、神の加護により平穏を築いていた。しかし、新しく森林局へ赴任したムラーリ保安官(キショール・クマール・G.)は、
村人が占有する地を保護林に組み入れようとし、
村が存亡の危機に晒される。ブータ・コーラの演者だった父を持つ
村一番の放蕩者で猛々しい水牛レースの絶対王者として君臨するシヴァ(リシャブ・シェッティ)は、
村の平穏な暮らしを守るべく傲慢な森林局と対立。
やがて事件が起きる―。(公式サイトより引用)
インドの先住民の文化を扱った映画とのこと。「権益を独占しようとする奴の好きにさせない!」って立ち上がる民衆の姿がエンタメとして描かれるのは、インド映画の魅力だなといつも思う。女性の自主性を結構取り上げようとしていたところも良かった。インド映画では、女性が男性のためのアイテム的に描かれてしまうことがとても多いし、女性の性があまりにもタブーにされてるから…(ただ、女性キャラの入浴を男性キャラがのぞくシーンをギャグとして置いたりしてるのは問題だと思った)。
ストーリー展開はかなり強引だったけど、「決める」シーンの力が強すぎるため、「もういいか…ストーリーの話は…」と言う気持ちに。水牛レースのシーンと、神の降臨シーンがあまりにもかっこよくてオリジナルだった。主演のリシャブ・シェッティさんは監督も兼任されているらしく、エネルギーがありすぎる。
映画のためにデザインを変わったりしてるのかなと思って調べてみたら、モデルになったとおぼしきお祭り(?)の方が装飾が派手かもしれないくらいの感じだった…。
(どうして顔を黄色く塗ることにしたのかが気になる)
映画と同じ言語圏(カンナダ語)にある寺院のお祭り。映画では松明が印象的に使われていたが、実際に松明をもりもり投げておられる。迫力がすごい。
映画は続編もあるらしい(ちなみに続編の方が時系列的には過去らしい)のでぜひ観てみたい…。













