(画像は書籍『Cooking for Geeks 第2版―料理の科学と実践レシピ』の書影。画像を押すとAmazonの販売ページに飛びます(アフィリエイト))
ポッドキャストで詳しく紹介していない映画・漫画・本の話などをするコーナーになりつつある、コンテンツ月記。今回は、3作品を紹介します。
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前半2本は、Apple TVの作品。
ドラマ:スモーク
※火事の現場や犠牲者の様子、自死に関する描写を含む作品です
※性的なシーンや、動物食のシーンも含みます
以下、概要。
不本意ながらチームを組むことになった放火捜査官と刑事。2名の連続放火犯を捕らえるための彼らの戦いが、秘密と疑惑の絡み合うゲームに火をつける。
(Appleの作品紹介より引用)
途中までこれは面白いぜ…とワクワク観ていたが、終盤に向かうにつれてだんだんまとまりを失ってしまったなあ…と思い、惜しく感じた作品。もっと最後までめちゃくちゃ面白く、強いメッセージを残すドラマにできそうだったから。男性性中毒の問題と、ホモソーシャルに適応することで自分の価値を証明しようとする女性の問題を描こうとしていたところはかなりナイスだった!
キャストの演技はみんな素晴らしいが、特にデイヴを演じているタロン・エジャトン氏とフレディを演じているンタレ・グマ・ムバホ・ムバイン氏がすごい。あと、ハーヴェイというキャラクターの絶妙な嫌さがすごかった。軽い気持ちで自分が抱えている罪悪感を誰かに少しでも引き取ってもらおうとするのは、本当に身勝手だと思う…。
John Leonard Orr氏という実在の人物をモデルにしてる話なので、ドラマを全部観終わったらこの人物について調べてみるのもおすすめ。
そして、とにかくオープニングがかっこいい。ずっと曇り空の本編にぴったり。
AppleTVのドラマはオープニングが強いものが多いなと思う。
火を恐ろしく、しかし魅力的に演出しているのもAppleならではだなあと感じながら観ていた。
動物番組:太古の地球から~よみがえる恐竜たち~
以下、概要。
ジョン・ファヴローと「プラネットアース」のプロデューサーが手がけるこの壮大なシリーズで、かつてないほどの世界の不思議を体験してください。荘厳なる恐竜と驚異的な生物が大地、海、空で動き回っていた時代にタイムスリップしてみましょう。
(Appleの作品紹介より引用)
3シーズンあるうちのごく一部しか観ていないんだけど、どの回も生き物のデザインが好きな人(漫画『天地創造デザイン部』が好きな人とか←私はこれもごく一部しか読めていない…)はきっとうきうきできると思う作品。古生物について、最新の研究成果を踏まえて作られている作品らしいんだけど、どんな研究成果が反映されているのか、まとめた本とかが出たらぜひ読みたいな。
私は、シーズン2のエピソード4「大海の恐竜たち」で出てきたへんてこな形のアンモナイトたちに夢中になってしまった。アンモナイトってあんなにいろんな形のがいるんだな…(クリップもしくはトロンボーンみたいな形のアンモナイトとかが出てくる)。そのあとアンモナイトについて調べていたところ、ニッポニテス・ミラビリスなる魅力的なアンモナイトにも出会った。いつか化石を見てみたい!生き物のデザインセンスは本当に予想不可能。
珍しいデザインの動物(恐竜含む)が観られるだけではなく、現在生きているものと全くサイズが違った昔の動物が見られるところも面白い。デカすぎるアルマジロとか小さすぎる象とか。
動物だけではなく、背景に映る自然(これはCGで作ったのではなく、実際に撮影したものらしい)も素晴らしい。
ここから、本。
本:Cooking for Geeks 第2版―料理の科学と実践レシピ
※動物食も扱う本で、私もちょっと動物食に触れます。
以下、概要。
本書『Cooking for Geeks』は、ギーク、エンジニア、プログラマー、そして料理を深く知りたい読者のための書籍です。味(塩味、甘味、酸味、苦味、うま味など)を構成する物質や、食材に含まれるタンパク質、脂質の種類に応じた最適な調理方法(温度×時間)など、料理の背景にあるサイエンスを詳しく解説。これらを知ることで、いつもの料理はよりおいしくなり、まったく新しいレシピを生み出すヒントになり、さらにお店の料理を深く楽しむことも可能になります。朝食、メインディッシュ、そしてデザートまで、100を超えるユニークなレシピと、シェフ、研究者、パティシエなどのインタビューも掲載。第2版では、全面的な加筆が行われ、すべての項目がより詳しく、より整理された内容に生まれ変わりました。話題の「真空調理法」についても詳しく解説を行います。
(オライリージャパンによる紹介ページより引用)
読破できていないけど、読破できる日は来ないような気もするので、忘れないうちにメモしておく。稲田俊輔さんが提供する食情報が好みだという人には、特におすすめの1冊。
私はほとんど毎日料理をしているけど、自分で作る料理には何らかのセンス・オブ・ワンダーがないと日々続けるのは無理だと感じている。おいしいだけではなく面白くないと、調理に使った労力に見合わない気がする。
ということで、食べてみるまで結果を予想しにくい組み合わせの味の取り合わせのレシピを取り入れたり(例えばバジルペーストとバニラアイスを混ぜるとか、ブルーベリージャムとバルサミコ酢を合わせるとか)、今まで自分が食べたことのない野菜や魚、調味料などを試してみたりするのが好きだ。
私のように料理に面白みを求めている人には、きっとワクワクする情報がたくさん載っている本だと思う。私は、この本で初めて「食器洗浄機で料理を作る」という実験をしている人がいることを知った。
他にも、「味をどのように感じるかは味蕾の数だったり年齢だったり、いろいろな要素が影響しているので、全員が同じように感じているわけでもないし感じられるものでもない」ということを丁寧に説明しているところもいいなと思った。食べ物を味わうことが好きではなかったり難しかったりする人のことも排除していないところが素敵だ。













