螘サンバカーニバル

けそのブログだよ

『初恋の悪魔』初回を観た二人が、今後の予想とかをがやがやする

 

前回のブログで選挙の話をしてから、まあいろいろありましたね…。日本のまじかよ度がさらに増しましたね…。引き続き政治の話もしつつ(だってほっとくと驚きの速度で暴走していくんだもの😢)、エンタメに助けてもらいながら生きていきましょう…このヘルジャパンを…。


ということで今回は、2010年代以降の坂元裕二脚本作品をいろいろ観て愛している二人が、2022年7月から始まった坂元さん脚本ドラマ『初恋の悪魔』の初回を観て、わいわいがやがや勝手に騒ぐ回です!長いよ!!

 

初回観た方向けの話になっているので、まだの方は2回目の放送前にぜひTVerとかで初回を観てみてね!!今までのドラマとはほんとに違う謎のストーリーでおもしろいよ!

 

tver.jp

(↑いつか公開終わっちゃうかもしれないけど、とりあえずTVerの一話へのリンク貼っておくよ~)

今回の「がやがや」の登場人物

けそ(右で見てる人):このブログを書いている人。毒親育ちで毒親とすんなり和解する系のドラマが大嫌い、『カルテット』の第三話のそば屋のシーンが大好き。そこから坂元さんの脚本を愛している。

ノビオ(左で踊ってる人。以下、ノビ):けその同居人で恋人。今でもしょっちゅう『それでも、生きてゆく』の大竹しのぶの真似をしている。手にこだわりがあるので『大豆田とわ子と三人の元夫』のオダジョーの手のエロさ(のすばらしさ)についても頻繁に口にしている。


初回のざっくり感想

ノビ:今まで観たことないドラマだった。このドラマはどこに行っちゃうのか、まったくわからなかった。それでいて面白かったから、これは坂元さんにしかできないドラマだよ…と思ったね。

 

けそ:一話の段階では私はまだ「すっごい面白い!」とは思えなかったけど、坂元さんじゃないと作れないドラマだっていうとこには同意。キャスト陣の安定した演技力があるからこそ、それが生きているなとも思った。あとは、坂元さんの倫理観を基本的に信頼してるから、安心して観られるっていうのが大きかった…。


ノビ:重要なポジションに女性を置くようにするとか、そういうところを坂元さんはしっかり考えてつくってるよね。

 

けそ:ほんとうにそれ!!坂元さんは、女性キャラを絶対にお人形的に使わない。『石子と羽男』、期待してたけどそういう点が「あー…だめだ…」って思って、他にもマイナスポイントが結構あったからかなり冷めちゃった(『石子と羽男』のだめだったとこの話になるとそれだけで我々は一日話せちゃうから、一旦置いておくけれども…)。

今人気の脚本家さんだと、坂元さん以外に野木亜希子さんがまず名前が挙がると思うけど、今野木さんはすごく正義を背負わされちゃってる感じもして…。逃げ恥お正月スペシャルとか、教育番組みたいになっちゃってた。大事なことを描いてるんだけど、それだと観てもらえる人が減っちゃうだろうなって心配もある。今回のドラマは、目立たなくて、(他の人から「変わってるって言われやすい」)生きづらい人たちとか、ないがしろにされてる弱い立場の人たちにスポットライトを当てるっていう、坂元さんの優しいまなざしがありつつ、観る人によっては「ただの」コメディだと思って受け取れるバランスがあるから、遠くまで届くんじゃないかな、って思う。もちろん、野木さんの作品には野木さんのよさがあるわけなんだけど。

キャストとかキャラとかについて

けそ:もう、(仲野)太賀に早く坂元作品に加わってほしくてほしくて仕方なかったから、太賀出るって知ってめちゃくちゃ嬉しかった!世の中に太賀のすばらしさを早く知ってほしい!(私たち二人は、『コントが始まる』以来、仲野太賀さんの演技の大ファンです)

ノビ:「太賀知られてないって思ってるのが、我々だけ説」あるけどね。評価されてるからこそ、このドラマにも出てるのでは…。


けそ:太賀は、微妙に嫌な小物の役も、「この人は頼れるなあ」って人の役も、なんでもできるんだよね。『アズミ・ハルコは行方不明』も、『僕の好きな女の子』も、『淵に立つ』も(けそ注:全部太賀さんが出てる映画です)、それぞれとっても丁寧な人物造形で、心の細かい機微が感じられる演技でよかった…!全部、そういう人に見える。

(↑ストーリーのオチはうーん…だけど、それぞれの役者さんが素晴らしすぎる映画。日常会話がほんとうにさりげなくて、テンポがよいので会話を観てるだけで楽しい。渡辺大知のよさも余すところなく発揮されている…。あんなにダッフルをかっこよく着られる人、いますか????(渡辺大知の話になっちゃった。渡辺大知氏にも坂元作品に出てほしいとずっと願っている!!))

 

けそ:あるインタビューで林遣都が話していたけど、太賀が演じている馬淵さんて、ものすごく受け手にまわっちゃいそうな、地味な存在感のない人になっちゃいそうなポジションなんだよね。なのに、太賀が演じるから華があるし、存在感がある。

 

(これは私の気のせいかもしれないけど、鹿浜VS小鳥で「ごめんね」「いいよ」っておそろしく完璧なテンポで掛け合うシーン(好きすぎて巻き戻して4回は観た)、直後にちょっとだけ太賀が笑っちゃってる気がする…あれは笑わずにはいられないよねって思うんだけど、そういう、太賀の人としての温かみを時々、ほんの数ミリ、感じるんだよね…(ひいき目だからか!?)

ノビ:細かい演技を入れてるんだよね。たぶん彼が演じる馬淵さんは、捜査をする仕事に憧れがある人なんだろうなって思う。テープを配りながらも現場をじっと見てたし、レギュラーメンバーの会議に、丁寧なパワポを持ってきて一生懸命話してる。
(しかしあのパワポ、毎回出てくるとしたら美術さん大変だな…。再現シーンの模型も大変そうだと思ったけど)

 

けそ:縁の下の力持ち役を引き受けてる人のように見えるけど、ほんとうはそういう今の自分に満足してないんだろうな…っていう感じも滲んでいて。その感情が爆発する瞬間を太賀がどう演じるのか、楽しみにしてる。

 

けそ:では次は鹿浜さんを演じる林遣都氏について。我々はさ、林遣都出演作品を観たことがたぶんなかったけどさ、あの人、すごいね。

ノビ:うん。きれいめイケメン路線の人かと勝手に思っていたけど、なんというか…いい意味で汚くてやばくて最高だった。基本的に目がガン決まってるし。特によかったのが走り方。

けそ:第一話の最後のほう、ごみ捨てする隣人を観察してたあとの走り方だよね。我々はTVerで観たけど、走り方良すぎて、これも4回くらい巻き戻して観たもんね。

ノビ:『よこがお』の筒井真理子の走りに並ぶ衝撃だった。

(けそ注:『よこがお』の中で出てくる夢のシーンで、すんごい走りをするんですよ筒井さん…)


けそ:万引き家族リリー・フランキーの情けない走り方も、これらのベスト・ラン・セレクションに加えてほしい。


ノビ:走り方って、こんなに人間性が出るんだなあ、って思う。

けそ:続いて、松岡茉優さんと、彼女が演じる摘木さんについて。まだそんなに出てきてないけど、まあキーになるキャラだろうね、この人は。

 

ノビ:一話の最後で示唆されてたけど、たぶん、摘木さんは二重人格だと思うんだよね。部屋のテイストと、「記憶はないけど摘木さんが買った」靴とかバッグが収納されてるクローゼットの中のテイストが、全然違ったもんね。あるいは双子とか…?

けそ:いや、二重人格だと思う。最後のほうのシーンの摘木さんは鏡に向かって話しかけてたけど、それは自分自身の中に別人格がいるから、じゃないかな?あと、急にはしごの上で動けなくなっちゃってた時、あれもはしごを用意するところまではもう一人の人格がしたのかもしれない、って思う。途中で、今のぶっきらぼうな摘木さんの人格に入れ替わったんじゃないかな。
ネット上にあるキャストインタビューをいくつか読んで、におわされてる…?と感じたのは、今前面に出てる摘木さんのキャラのほうがおそらく裏人格で、高級な靴やバッグを買っちゃう摘木さんのキャラのほうが表人格なんじゃないか、ってこと。表人格が馬淵兄殺しに何かかかわっちゃったから、異動させられたんだろうか?

 

ノビ:殺人にかかわるようなやばいことしたら、仕事辞めさせられるんじゃないかな?辞めさせられるほどじゃないけど、捜査権は取られちゃう、それくらいの失態を犯したんだろう。それはいったいなんだろうね?

 

けそ:町医者(演じるのは、坂元作品でおなじみの田中裕子さん)もたぶん何か絡んでるんだろうね。4人が捜査するときのルールを考えようってなったとき、「1.被害者に同情しない 2.加害者を裁かない」(たしか)って、まったくよどみなく摘木さんは言ってたでしょう?彼女が前に何か過ちを犯してしまったときに今後の自分のスタンスとして決めたことが、この二つなんじゃないかな。つまり、彼女は過去に、この二つをやっちゃったことがあるんだろうな、それが異動の原因につながってるんだろうな、って思ってる。

 

ノビ:今回、メインになりそうな女性達の服装とか髪型とかは、いわゆる「女性らしい」ものじゃない雰囲気にしてるんだろうな、っていうのを感じたけど、摘木さんのメイクは独特だよね。

 

けそ:うん、服装に対してメイクがちょっと違うテイストな気がする。ドラマ全体も80年代っぽいテイストを若干意識してるのかなと思うから(音楽のセレクトとか)服選びとか髪型のチョイスもちょっと80年代とかに寄せてるのかな?と思ってたけど、メイクももう一つの人格に関係あるのかもしれない。

 

ノビ:あともう一つ気になってること。もう一つの人格に対して「あの蛇女」みたいなことを、摘木さんが言ってた点。摘木さん以外の主要キャストには、動物の名前がつくんだけど(「馬」淵、「鹿」浜、小「鳥」。ちなみにTwitterで指摘してた人がいるけど、馬淵鹿浜コンビは「馬鹿」って並びになってる)、摘木さんだけつかないんだよね。そこで出てきた「蛇」という言葉。なんであえて蛇なのか、気になってる。

けそ:続いて、柄本佑氏演じる小鳥さんについて。ノビオちゃん、予告の段階から彼の走り方(やっぱり、走り方!)についてつっこんでたよね。

 

ノビ:上着のポケットに手つっこみながら走るのって、変じゃない?見たことない。

 

youtu.be

(↑この予告でいう、14秒目くらいから小鳥さんが走ってるところ、出てくる)


けそ:小鳥さんって、時々ものすごくぼそぼそ話してるんだけど、柄本さんの演技だとちゃんと言葉は聞こえるから出力の調整が絶妙だと思う。

 

ノビ:そうだね。あと、小鳥さんは微妙に発達障害なのかもしれないなって描かれ方をしてると感じる。電気が消されて暗い部屋でもずっと待っているところとか。

けそ:そういう「ふつうじゃない」って言われちゃいそうな人の言動を、ただ「変」だって見世物にして扱う番組はもう観られないけど、坂元さんは馬鹿にしないで描く人だから、安心。笑いのシーンを入れるにしても、見世物にしてる人ってやっぱり怖さが伝わってくる、とげを感じるから。
あと、鹿浜さんと小鳥さんはどっちも「ふつうじゃない」キャラだけど、その二人のキャラがかぶらないで観やすいのも、坂元さんが人間を立体的に書いてるからだなって思う。似てるように見えて、ふたりの性格は方向性が逆なんだよね。鹿浜さんは恋愛を信じてなくて小島さんは恋愛に陥りやすい人だったり、鹿浜さんは世の中の他の人間にほとんど興味がないけど小島さんは社会的な正義感をけっこう大事にしてる人だったり…(まあ正義感にもいろいろあるわけなんだけども…)。
柄本さんが出てる作品ってあんまり観たことないから、これから楽しみだなと思ってる。

現時点での気になるポイント・謎

けそ:今後それを追ってくために、1話で提示された謎とか、気になるポイントをざっと挙げてみると、以下のような感じかな?

 

1.馬淵さんの兄殺しの真相。誰が兄を殺したのか?

2.鹿浜さんが見張ってる怪しい男(森園)は、何かしでかしちゃうのか?

(この物語が森園さんのシーンから始まっているのがもう意味深ですよねえ…)

3.摘木さんは二重人格なのか?

4.摘木さん、昔の写真ではたぶん事件の捜査をしてたんじゃないかと思われるけど、なんで今は生活安全課にいるのか?

5.小鳥さんの恋はどうなるのか?

6.鹿浜さんは美しい罪を犯す犯人に出会えるのか?(あるいはもう出会っちゃってるのか?)

7.馬淵さんと小鳥さんはなんで今の仕事が好きじゃないのに警察で働いているのか?そして二人はなんで仲良くなったのか?

8.摘木さんと知り合いの町医者は昔摘木さんと仕事してたっぽいけどどういう関係なのか?

9.4人は捜査権ないのに勝手に捜査して服部刑事にタレコミしてるけど、いつかばれちゃわないのか?

 

ノビ:ざっとって言ってるけど、多いね(笑)。

タイトルの話、今後の展開の予想

ノビ:このタイトルさ、すごくいいよね。「初恋」と「悪魔」って、全然結びつかなそうな言葉じゃん。ていうか坂元作品で「初恋」って言葉が入ってるのがもう意味深だよね。

 

(けそ注:坂元さんは『いつかこの恋を思い出してきっと泣いてしまう』をつくるとき、主人公二人を別れさせたいと思っていたらしい(結局そうならないんだけどさ…あのドラマはあんまり坂元さんぽくない作品だと思って観た)。「20代前半に出会った男女が別れないはずがないじゃん、それは嘘じゃん」と思っていたと(坂元裕二特集のユリイカにそう書いてあった(笑)。

坂元さんの作品では、恋愛っぽいムーブを見せたりこれは両想いだねっていうのを見せるけど結局カップルにはならない人たちとか、一回カップルだったけど今は友達として生きてる人とかがいっぱい出てくる。つきあう=ハッピーエンドだと思ってる人じゃない。つきあわなくても相手を思う温かさ、を肯定する人だとも言える。だからこそ、「なんでこのタイトルなんだろう?」って疑問がわく、『初恋の悪魔』)。


ノビ:しかも、一話で「人類はもう恋愛を克服した、恋愛はいらない」って言わせてるってことは、たぶんこれが裏返される展開になってくる話なんじゃないかな。つまり、恋愛によっていろんな人間関係がかき回されることになる、と思う。

けそ:「初恋の悪魔」って、ふた通りの意味で読める言葉だなーと思って。

一つ目は、「初恋の『相手』が悪魔だった」って意味。二つ目は、「初恋『一般という存在』が、イコール悪魔だ」っていう意味。たぶん坂元さんは、両方の意味を込めてこのタイトルにしてるのかな?と思うのだけど、二つ目の意味は、さっきノビオちゃんが話してた内容と重なるよね。一方、一つ目の意味を考えてみると、今後のストーリーが少し予想できるのかな?って思う。「誰かの初恋の相手が悪魔だった話」を、このドラマで描いていくのかな?という。

第一話では、鹿浜さんが摘木さんに感じる気持ちを、鹿浜さん本人は「殺意」、馬淵さんは「恋では」と言ってた。公式サイトの人物相関図でも、鹿浜さんから摘木さんへの矢印は「恋『?』」になってる。はてなマーク付きなんだよね。

www.ntv.co.jp

鹿浜さんがこんなに「美しい犯罪」をする者を求めてる描写をしてるってことは、たぶんもう身近にそういう人がいるんだと思う、そういう犯罪者はすでに一話に登場した人の誰かなんだと思う。それがたぶん、摘木さん(の、今隠れている人格)なんじゃないかな…?兄殺しの件じゃないにしても、この作品の舞台は(いろいろ話題になる)神奈川県警で、さらに一話目で刑事たちの間にことなかれ主義っぽいムードが流れていたことも描かれていた。摘木さんの何かが、組織ぐるみで隠ぺいされているのかもしれない。

 

(でも、坂元さんがねー女性たちをただ「悪魔」ポジにするわけはないんですわ…誰にとっての「悪魔」なのかっていう。最近ノビオちゃんが魔女狩りの歴史のこと調べたりしてたけど、例えば家父長制にとって堕胎する女ってのは「魔女」扱いされていたわけで…(悪魔って、あんまり自称してないと思うんだよね、「あいつは悪魔だ!」って言われることが多いけど。しかも「あいつは悪魔だ!」って告発してるの、男ばっかりじゃないのか…?っていう…(byノビオ))

 

(ちなみに前述の相関図では、小鳥さんから服部刑事への矢印にも「恋?」って書いてある。服部さんも、もしかしたら悪魔なのかもしれない。小鳥さんのこの恋が初恋なのかどうかは、わからないけど。結構気になる文言が書いてある相関図なので、考察好きの人は見てみるといいかも。逆に、まったく先入観なしにドラマを観たい人は見ないほうがいいかもしれない)

その他気になるところ

・(ノビ)坂元作品で伊藤英明出てくる?ってびっくりした。まるでふつうのドラマのキャストみたいじゃん!(←どんな感想?(笑)byけそ)わざわざ伊藤英明を入れてくる理由がきっとあるんだろうなって思う、馬淵兄を殺した犯人が実は署長、とか。

 

・(けそ)坂元さんは無駄な伏線は張らない人だと思うから、署長とのやり取りで出てきたボーリングの話が後半のほうで何かに繋がってくるんじゃないかと思ってる。わざわざ、上からボーリングの球を投げる話をしてるし、何かの証拠品みたいなボールなのに署長は素手で触ってるし、意味深。(←上から投げるのは、「何かおかしいとは感じているけど無理をしてる、いびつな男性性」の象徴なのかも。お兄ちゃんも署長もマッチョ的だったということの示唆…? byノビ)

 

・(ノビ)この規模のドラマなのに、エンディングが微妙にしょぼい気がするから、これからエンディングが変わっていくんじゃないかな?って思ってる。エンディングにはルービックキューブが出てくるけど、メインビジュアル(4人のキャストの顔の角度がルービックキューブみたいに?変えられて置かれている↓)とか公式サイトのデザインも若干これを意識したものになってる気がして、何かの鍵になってるのかも、ルービックキューブ

 

www.youtube.com

 

・(けそ)摘木さんはなんでぼろい自転車、それもアヒル隊長がついてる自転車に乗ってるんだろう…?

・(ノビ)坂元作品にはしょっちゅう「出せない手紙」が出てくるけど、今回は手紙が出せるのか!?にも注目したい。

 

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果たしてこれからどうなっちゃうのか…?(そして手紙は出せるのか…?)楽しみです!!