日記、というか最近あったこととか考えてることを書くコーナー。
植本一子さんの『かなわない』を読んでから、日記ってやっぱり可能性があるね!と思ったので、時々気が向いたときだけ書き残そうかな、と。あと、昨日恋人が私の文章を「もっと多くの人に読まれるべきなのに!もったいないよ!」とべた褒めしてくれたので調子に乗って木に登った。
今年の初めから、ずっと微妙に体調が悪い。
たぶん消化器系?かと思われたので、内科に行って薬をもらってきたのをのんでいるけど、特に改善はせず。ずっと調子が悪いんじゃなく、一日の中に調子が悪い時間が数時間あって、その時間帯や長さに波があるって感じ。朝が特に調子悪いので、この頃の私の一日は昼から始まる。
医療費かけたくないから、食費をかけてるのにー!何が体調不良の原因になっているかわからないので、今は小麦粉を控える生活を送っている。米粉、使いまくり。
↑このレシピも、牛乳を豆乳に、小麦粉を米粉に置き換えて作った。
それでもおいしくできて嬉しい。しかしパン粉はかけたという半端さ。
今日もどうしても食べたかったのでかぼちゃのほうとうを作った。
麺がごつくて笑った。「ちくわぶのいったんもめん」といった風情。
たぶん、夜型生活を長く続けていて自律神経が乱れているのも良くない気がする。
しかし、昼が好きじゃない(夜のほうが集中できる)んだよなあ。
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昨日、この記事(↓)を読んで、
タリバンが性的少数者をリンチ刑で殺し続けている件、ヒューマン・ライツ・ウォッチの方に「なにかできることありませんか」と聞いてみたけど、国連関係でもなかなか介入が難しい問題で。。。
— 歌川たいじ (@taiji_utagawa) 2021年11月3日
せめて、もっと多くの人に知ってほしくて、いい話じゃないけどツイートします。https://t.co/aa5G2ACcOZ
数か月前に急に文通友達になって急にフェードアウトした東欧人の男性のことについて思い出した。彼のことは折につけ思い出している。
その人は、私の知人の知り合いらしく、知人のFacebookの友達リストから私をみつけたようだった。ある日突然Facebookのメッセンジャーに「面白そうな方ですね、メッセージを交換しませんか?」と英語の連絡が来た。私はそういうセレンディピティを愛しているのでその呼びかけに応じて、しばらくメッセージを交換していた。私は英語がそこまでできないのでDeepLに全面的に頼りながら、おっそい返信ながらも映画の話や小説の話など、楽しくやり取りしていた(文通は好きだけど返信は苦手という、相手にとってややこしい存在)。
しかしある日、私が昨年していた世界一周(未満←途中帰国したので)について、彼が「彼氏さんあるいは夫さんと行ったんですか?あるいはお一人で?」と質問してきた。私は、「一人です。あと、私はたまたま異性愛者ですけど、みんなが異性愛者だってことを前提にしてる質問はあんまり…良くないかもしれません、同性愛者の方もいるので」と返した。私は、直接話してるときこういう話題になるとうーん…と思っても勇気が出なくて言えなくて後悔することが多いから、メール等時間をかけて返信できるときには引っ掛かったことをなるべくそのまま引っ掛かったって書くようにしてる。そのあとどういうスタンスを採るかは相手が決めることだけど(相手の立場についていろんな可能性を考慮に入れて発言するのは本当に難しいことで、もちろん私も完璧にはできないし)、少なくとも、「それが『当たり前』だと私も思ってる」感じで進めたくないのだ、自分自身のいろんな後悔と反省を踏まえて。
そしたら、それきり返信が来なくなった。それまでずっと、丁寧な長い返信を送ってくれていたのに。もしかすると、彼の暮らしている国は、同性愛者へのまなざしがとても厳しい国なのかもしれないな、と思った。「まなざし」レベルにとどまるものじゃなく(「まなざし」の力は決して弱くはないが)、法律が罰してたりするかもしれない。彼には彼の文化背景があるのだから、そのあたりをよくわからぬままに同性愛の話をしたのはよくなかったかな?もっと時間をかけて探ってからにするべきだった?
…と考えていたのだけど、記事を読んで考えが変わった。やっぱり書いてよかったと思う。たまたまその属性だった人を「堂々と『やばい人』扱いしていい」って空気に疑問を持つ人が誰もいないと、極端なところに簡単に行けちゃうと思う。彼に、そういうところに行ってほしくない。特にこういう、1対1で閉じられた場所で会話していたのだから。彼の住む場所では街中で堂々と話せないことなのかもしれないけど、だからこそインターネットでしか繋がってない、遠い国の私から話すことに意味があったはずだ。アメリカや西欧や北欧以外の(「日本」から見た)異文化の話が出ると、「やっぱりおくれた文化だよね!」的な結論にまとめられがちだからそうならないように注意しないといけないけど&文化を変えようって決めるのは最終的に中の人だと思うから、外からあれこれできるって傲慢に思わないようにしないといけない(じゃないと支配とか抑圧になっちゃう)けど。
加害もしてない誰かが「ある属性」ってだけで肩身が狭くなったり生きづらくなってる習慣や教えがあるなら、今の時代に合わせたアップデートがされていったらいいなって思う、サウジアラビアで女性たちの運転が解禁された話みたいに。もちろん外国だけじゃなくて、日本も。